“なんかいい”という感覚は、大抵うまく説明ができない。
私の幼少期からのお気に入りはプラレールよりトミカ、ソフビ人形より超合金ロボットでした。
それは車や機械が好きだったからではなく、金属という素材のひんやりと冷たい無機質さや、おもちゃというには手に余る重量感など
私にとって必ずしも都合の良いことだけではない物の在り方に心惹かれていたのかもしれません。
それらには実用や機能を超えて、心に訴える何かがあったのだと思います。
自作は認知心理学の観点から「用と心」をテーマに、物と人との関係性を通して自らへの問いや気づきを発見するプロセスです。
IWAE|岩江圭祐
多摩美術大学大学院 美術研究科 工芸専攻 修士課程修了。
2015年よりアーティストとしての活動をスタートし、東京を中心に個展や企画展で作品を発表。
人間の行動原理や記憶にまつわるノスタルジックな感情から着想を得て、彫刻作品やオリジナルプロダクトを制作。
主な受賞歴にSICF22 MARKET グランプリ(2021年)。
個展
2023 ただ、それだけのこと / umineue (東京)
2022 からからなるもの / umineue (東京)
2022 USEFUL? / spiral (東京)
2020 formation / ギャラリーイロ (東京)
2018 使えない貯金箱 / ギャラリーイロ (東京)
2016 Sign / Gallery Q (東京)
受賞
2021 SICF MARKET部門 グランプリ (spiral)
グループ展・企画展
2021 sign of existence / s+arts (東京)
2020 Meet a new art (作品提供) / 銀座蔦屋書店 (東京)
2019 ART / ARTISAN / KYOTO from PARCO / RAURAUJI (京都)
2018 PARCO の KYOTO 展 / PARCO IKEBUKURO (東京)
2017 交差展vol.10 / CROCO ART FACTORY (横浜)
2016 Shonandai Project WILL / s+arts (東京) 他
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