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​SUSAB|Game

平安時代に存在した“舌すさび”という道具。

すさぶ (遊ぶ)とは気の向くままに何かをすることや慰み興じることを意味し、舌すさびとはつまり舌を慰める口内遊具であった。

この遊具から着想を得た【SUSAB】シリーズは

身体の五感を慰める機能を持った道具である。

オセロの石をまとめて裏返す小気味よいリズム。パチンと鋭い音を立てる将棋の一手。麻雀の牌が盤上を絶え間なく動き回る仕草。

これらを扱う無意識の心地よさは、ゲームの楽しさに関わる大切なエッセンスなのかもしれない。

【SUSAB|Game】は、かたちから要請される所作へ着目し、それを味わうための道具である。

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