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SUSAB|soap
平安時代に存在した“舌すさび”という道具。
すさぶ (遊ぶ)とは気の向くままに何かをすることや慰み興じることを意味し、舌すさびとはつまり舌を慰める口内遊具であった。
この遊具から着想を得た【SUSAB】シリーズは、身体の五感を慰める機能を持った道具である。
SUSAB|soap は使いかけの石鹸を模した、手を慰めるプロダクト。
この遊具のおもしろさは、手に取った瞬間から心地いいというよりも、ゆっくり時間をかけて手の方から馴染ませていくという感覚があること。アルミのヒンヤリとした触感は、次第に体温と同調し、心地よさへと変化するように、日々習慣のように触れていると、ある時、急に「あ、気持ちいいかも」となる。
物が持つ精神的効能に着目した遊具です。
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